共同住宅・店舗テナントビルの1階の居抜き物件で、間口2m弱、全体の店舗面積は約6坪(約20㎡)と、弊社事例の中でも最小の狭小薬局の案件でした。
保健所の基準である、調剤室6.6㎡・全体で19.8㎡を確保することは可能なのかとご不安を抱いておりました。
施主様からは、シックでグレイッシュな内装にしたいとご要望をいただきました。精神科の患者様も多く来られるということで、落ち着きのある、それでいて暗くなりすぎない空間になるようご提案いたしました。
間口が狭く、調剤室の壁を作ってしまうととても圧迫感を感じてしまう恐れがあったので、ガラス入りのスチールパーテーションを採用し、透し面としても活用でき、奥まで見通しが良くなるよう計画しました。
投薬カウンターも、2か所設けられたいとのことでしたので、カウンター形状を工夫し、デットスペースを活用できるようご提案いたしました。
パーテーション・カウンターには、ブラック・ダークブラウンを使用し、アクセントとなるようコーディネートしました。
天井や壁のクロスにはホワイトを用いて、全体の印象を明るくしました。
竣工:2023/03
所在地:江東区清澄白河
施工面積:約20㎡
施工箇所:内装デザイン・内装工事・カウンター・サイン